アニメの感想を書く。

アニメを観て、感想を書きます。

新サクラ大戦 the Animation 第11話「悲恋幻想!レイラの想い」

大まかな流れとしては、

奇をてらわずいい感じに収まってるんだけど、

今回は何だかなぁと大いに感じる部分が主に4つ。

 

1)

自分が野望達成の手駒に過ぎないことや

主人たるカミンスキーの気持ちが妹に奪われていることを

正しく自覚し、それでもなお従っているレイラに対して

「(要旨)私の手駒として働いて(ここまではわかる)、

 死ね(余計な一言)」

と、盛大に地雷を踏んで自らレイラの決心を後押ししてしまうカミンスキー

……現状No.2とはいえ貴重な降魔人間の扱いがぞんざい過ぎる。

 

2)

地雷を踏んでしまったものの、

レイラを最後まで手駒として有効活用すべく

洗脳の強化を試みるカミンスキー(わかる)、

それをただただ見ているだけの花組(何で?)

 

3)

クラーラ救出のために卓を操作するレイラ(わかる)、

それを阻止せんと攻撃を仕掛けるカミンスキー(わかる)、

二人の間に入りその攻撃を跳ね除ける白マント(わかる)、

自分たちに背中向けてレイラへの攻撃を続けるカミンスキーに対し

何もせずに見ているだけの花組(何で?)

 

4)

クラーラを洗脳を解かんと埋め込まれし水晶体(?)を

取り出さんとするレイラ(わかる)、

無傷の状態なのにそれを阻もうとしないカミンスキー(何で?)

 

 

レイラの悲恋の要素は必要だし、

その描き方はまずまずとして、

最終決戦の局面で緊迫感を削がれてしまったなぁ…。

甚大なダメージを負って動けないというわけでもないのに、

その場にいながら傍観者でいる当事者たち…。

 

 

最終回への興味としては、

度々出てくるあの水晶体らしきものの正体と、

既知であることを匂わせているカミンスキーと白秋の関係だな。

この2つの要素はリンクしてると思うんだけど。