アニメの感想を書く。

アニメを観て、感想を書きます。

新サクラ大戦 the Animation 第5話「凸凹探偵!クラーラの秘密を探れ」

クラーラに対する疑念から観察を試みるあざみと

それに乗っかるクラリス

最後のピースとばかりに彩りを添える司馬。

 

単話としてもシリーズとしても綺麗な構成で、

コメディ回としても役回りがきちんとしていて

(発端:あざみ、煽り:クラリス、落とし:司馬)

適度に楽しく、

マント同士のアクションもなかなかカッコ良くて、

面白かった。

なるほど、animate timesか何かのインタビューで

阿座上洋平が言ってた

「お笑いの部分は杉田さんが(笑)」というのは

この回のことだったのね。

 

恒例の(?)引っかかりポイントも

カミンスキーの訪問の仕方、

相変わらずクラーラを一人で外出させてしまうこと、

司馬が不在だと無限が出撃出来ないこと

……くらいで、問題なしの範疇かな(偉そう)

 

「トニカクアヤシイ」あざみはゲームそのままの可愛さだし、

そこに「脚本の参考に」とクラリスを乗っけたのはファインプレーだな。

ゲームにない良いコンビが誕生してしまった!

新サクラ大戦 the Animation 第4話「友情満開!千年桜」

アバン。

謎が深まる莫斯科華撃団の存在。

 

Aパート/Bパート

家出状態の初穂を追ってクラーラを伴い彼女の実家を訪れるさくら。

春祭りの準備、奉納の舞、千年桜の話とクラーラの能力により

初穂とさくらは友情を取り戻すのだった。

 

うん。

流れとしてはオーソドックス且つ美しい話だと思う。

 

 

以下、引っ掛かったところ。

 

世界華撃団連盟、莫斯科の件を投げっぱかよ(笑)

機能していないというよりは、

何らかの妨害工作を受けているというようなことかな。

 

アナスタシアには盗み聞きさせるなよ(苦笑)

 

盗み聞きは当然のこととして

さくらと初穂の不在を不思議がる神山!(笑)

 

アナスタシアはさくらのあのフォローにもなってないフォローで

納得しちゃ駄目だろ(苦笑)

「家族」が隠すほどのこともない理由で家を空ける時に、

あんな貼り紙一つで出ていくか?

 

初穂。

沈んでる理由が「啖呵切ってこの体たらく」って、

そこじゃねえだろ…。

ドアに貼り紙一つで帝劇を出ておいて

誰も実家に訪れないとでも思っていたのだろうか…。

さくらと神山が加わったことで花組に変化が訪れたことを

きちんと理解して納得もしているのに、

前回からのあのこじらせか~。

うーん、彼女は竹を割ったような性格じゃなかったのか…?

ゲームをプレイ済みなので

「まだ居場所どうこう思ってるのかよ」とも思ったけど、

ここは微妙に設定が違う世界線ということで許容すべきか…。

 

さくら。

幼き初穂にいつも憧れていたというのは

今回のエピソードに関してとてもいいと思う。

何者かに狙われている節のあるクラーラを、

安易に外に連れ出していいのかね。

(この辺はすみれも認めちゃいかんと思う)

浴衣を着せたのはナイス。

初穂とは親友だとのことだけれど、

それを名乗るには彼女の機微に鈍感だと思うし、

命令無視を気にしないとすることが親友だというのは

違うと思うぞ。

千年桜が咲かなくなった話も初耳だって言うし、

帝劇でどういう関わり方をしてたのさ…。

 

初穂とさくら。

同世代とはいえ年イチに訪れるだけの

(しかも数回でその交流は終わっている)

相手を「幼馴染」と呼ぶか?

 

春祭り。

前日にやるような準備か?というのと、

準備中だってのに人の気配が皆無なのと、

娘とはいえ前触れもなく突然帰ってきた人間に

大事な奉納の舞を任せるかね、ってのと。

 

 

 

 

この話をするのでこのキャラクタにはここにいてもらって

関係性はこうであってもらわないと……というのはわかるんだけど、

そこに説得力がまったく無いな。

一言で言うと「ペラい」。

新サクラ大戦 the Animation 第3話「帝都激震!新生莫斯科華撃団」

アバン。

謎の要塞から莫斯科華撃団登場。

 

Aパート。

クラーラを引き渡すよう要請する莫斯科の隊長・カミンスキー

それを拒む帝国華撃団

 

Bパート。

カミンスキーが差し向けたかのように見える形で降魔が登場、

莫斯科の援護を拒否するも結果として彼らに救われることとなった帝国華撃団

そして降魔を差し向けたのは白秋であろうこと、

莫斯科と白秋が通じている可能性を匂わせての終幕。

 

第三話も過不足なく整った構成だったね。

1クールものにしては展開滅茶苦茶遅いと思うけど。

 

 

 

 

 

アバンで飛び降りる直前のカミンスキーを見たアナスタシア。

「また変なのが……」って、うーん。

彼女ならもっと芝居がかった言い回しをすると思う。

 

カミンスキーはイケメン爽やかキザ野郎(ただしウラがあるハズ)に

きちんと則っていて良いね。

マジックでの「格付け」もこのテの奴は無自覚にやる(笑)

…どうでもいいけど、お前、ロシアで育ったみたいな物言いするなら

マリアについて触れてもいいのでは?

(うるさい旧シリーズファンの物言い)

 

やはり世界華撃団連盟がまともに機能してるとは思い難い。

クラーラの移籍も正しい辞令であるなら、

莫斯科の健在も承知しているというのは…。

カミンスキーのような奴は調べればすぐに分かることに関して

嘘はつかないし。

(どうとでも取れるような事柄について

 主人公側とは違う解釈を提示するのが彼のようなキャラである)

(例えば、莫斯科華撃団の隊員が「酷い火傷を負った」は

 直後にレイラがその姿を晒したことで否定されるわけだけど、

 他の隊員が火傷を負っている可能性は残していて、

 カミンスキーのタイプは「そういう物の言い方」をするものだ) 

 

クラーラに歩み寄るレイラに対し、

その手がクラーラに触れる直前まで帝国華撃団が誰一人として

クラーラとレイラの間に割って入らなかったことの不思議。

要塞から莫斯科華撃団の隊員とカミンスキーが順に飛び降りて来たときも

棒立ちでそれを眺めていたし…。

もっと警戒心を強く抱いていつでも動けるようにしておくべき

シチュエーションだと思うけどなぁ。

 

勝鬨橋を絶対防衛戦とするくだりのところで

勝鬨橋を上げればいいのでは?」と思った人は、

絶対にこち亀のあの話を読んだことのある人だと思う。

 

初穂。

「気に食わない」も独断専行も彼女らしくて良いのだけど、

神山がさくらを選んだことを受け入れきれていないのには驚いた。

第一話のAパートは何だったんだ?

受け入れてたよな?

さくらが隊長ヅラしたからカチンときたのかしら…。

そういうの含めて受け入れてるものだとばかり思ってたけど。

 

莫斯科と白秋がある程度通じてるような雰囲気だけど、

そうなると第一話アバンが説明つかなくなる。

クラーラが狙われる理由と共に、ここがどうなるかが、

このシリーズの面白さを決めるところだろうね。

 

 

話数の表記が、

アニメ公式サイトのEPISODESでは算用数字で

アニメ本編では漢数字になってるのが

気持ち悪い…。

アニメ本編では縦書きだから漢数字にしてるだけなのかなぁ?

統一して欲しい。

(このブログでは算用数字に統一します)

新サクラ大戦 the Animation 第2話「堂々開幕!新生華撃団」

アバンタイトル

パンを盗んだ少年を被害者たる店の親父の追跡から守る白マントこと白秋。

この行動に隠された真意は無さそうな気がする。

 

Aパート。 

さくらがクラーラに帝劇内を案内するという体で

花組メンバーやらを紹介。

白マントへの悔しさ(初穂)やクラーラ来日の状況を鑑みるあずみで

その性格もさらりと見せる。

更に師匠も紹介するということで外に連れ出すのも自然な流れ。

 

Bパート。

クラーラを連れたさくらが黒尽くめの何者かに強襲されるも

駆けつけた花組、そして白マントの協力を得て退けることに成功。

第1話から自身が不幸を招く存在であるかのような言動をするクラーラの

とりあえず表面に出ている性質の補強をしつつ、

そこに莫斯科華撃団の空中要塞がやってきて

物語がクラーラをめぐるものであることを印象づけながら次週へ---。

 

非常によくまとまっている。

過不足なし。

 

 

 

以下、気になってしまった細かいところ。

・初穂とさくらが幼馴染…?(ゲームにそんな設定はない)

・アナスタシアが「仕込んであげるわ」とは、

 まぁ、変わったあとの彼女ならそこまで不自然じゃないのだろうけど、

 何か引っかかるなぁ。

・白秋は帝都で道場持ってるのか

・路地裏での、対黒尽くめとの戦闘における

 キャラクタの姿勢、動きがどうにも…。

 かっこよく且つリアルなそれで描いて欲しい……。

・白マントの太刀筋を見て師匠のそれと気づけないさくら……。

・さくらと鉢合わせたあと、自分が歩いてきた方向に去っていく白秋…。

映像研には手を出すな! 第12話(最終話)「芝浜UFO大戦!」

アクシデントっつーか、浅草氏の大チョンボか…。

(誰も浅草氏のチョンボというふうに捉えてないのが不思議)

 

水崎氏激おこは当然だわなー。

決められたフォーマットが締切直前に覆されたわけだし。

そして即座に切り替える金森氏、

流石だし「わかってる」よね。

 

全部音楽側に合わせようってすげー発想だな、浅草氏。

このトンデモに賭けてみようという態度で聞く耳持つ水崎氏も凄い。

浅草氏への信頼だ…。

 

そして仕上げた、凄い!

 

コメットA…。

会場から人の流れから会話から、

何もかも覚えがある景色である(苦笑)

(このブログを書いてる人は同人活動をしております)

 

浅草氏、もうちょいしゃんとしてれば、

この即売会も「体験」に出来るだろうにな。

 

水崎氏、きちんと自分の名前が付いてまわることを理解している。

 

完売すげー!

(いいっスか?完売ってすげーことなんスよ!?)

 

イベント参加で儲けるの、時代錯誤か?

そこまでズレてないと思うけど。

特に駆け出しならば。

 

長尺で、余計なもの(キャラクタの反応等)挟まずに見せてくれるのか!

いや、ラストは見せてくれないのか!!

うあーーーーーー!!!!!!

 

そして、水崎氏が「浅草氏」と呼んだ…。

 

 

 

 

 

いやぁ、凄い最終回だったし、凄い全12話だった……。