週刊少年ジャンプでの連載でワールドジュニアユース獲ったのって、
88年くらいか。
その11年後、99年には当時のU-20が優勝はならずとも決勝まで行ったんだよなぁ…。
11年も先取りしていて凄いとみるか、
たったの11年でサッカー後進国だった日本が
MANGAに描かれた夢物語にほぼほぼ追いついたことを凄いとみるか。
ユニ交換はナシにしてくれと申し出て、
その理由が「俺達の戦いは始まったばかりだからだ」というシュナイダー、
カッコ良過ぎる…。
同世代のU-15だから、本当に「始まったばかり」なんだよなぁ。
表彰式を丁寧に描写することでシリーズの振り返りにも成功。
アイキャッチは日本ジュニアユース全員。
敗戦後のドイツのロッカールームの描写、
原作にあったっけか?
無いよな?
ドイツの監督、アツい話するやん。
シュナイダー、背負うものが大き過ぎるんよ。
ドイツ国民の期待はある種「無責任な他人が勝手にかけてきたもの」と割り切れるけど、
家族を再び繋ぐんだという決意は自分発のものだもんなー…。
涙ながらのシュナイダー。
福山潤、いい芝居したぜ…。
翼のインタビューの受け答えも素晴らしい。
当時の日本の15歳が翼と同じ立場に在ったとして、
これが出来るかという話だ。
もはや演説。
片桐さんの、有無を言わせぬ「翼に会ってくれますね」。
アツいぜ…。
スタジアム内を駆けるロベルトとその背後に映される美しい記憶。
素晴らしい特殊エンディングだなぁ…。
再会の喜びよりも先にロベルトの眼を心配する翼。
三瓶由布子も最高の芝居したぜ…。