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キャプテン翼 シーズン2 ジュニアユース編 第36話「大空への誓い」

週刊少年ジャンプでの連載でワールドジュニアユース獲ったのって、

88年くらいか。

その11年後、99年には当時のU-20が優勝はならずとも決勝まで行ったんだよなぁ…。

11年も先取りしていて凄いとみるか、

たったの11年でサッカー後進国だった日本が

MANGAに描かれた夢物語にほぼほぼ追いついたことを凄いとみるか。

 

ユニ交換はナシにしてくれと申し出て、

その理由が「俺達の戦いは始まったばかりだからだ」というシュナイダー、

カッコ良過ぎる…。

同世代のU-15だから、本当に「始まったばかり」なんだよなぁ。

 

表彰式を丁寧に描写することでシリーズの振り返りにも成功。

 

アイキャッチは日本ジュニアユース全員。

 

敗戦後のドイツのロッカールームの描写、

原作にあったっけか?

無いよな?

ドイツの監督、アツい話するやん。

シュナイダー、背負うものが大き過ぎるんよ。

ドイツ国民の期待はある種「無責任な他人が勝手にかけてきたもの」と割り切れるけど、

家族を再び繋ぐんだという決意は自分発のものだもんなー…。

涙ながらのシュナイダー。

福山潤、いい芝居したぜ…。

 

翼のインタビューの受け答えも素晴らしい。

当時の日本の15歳が翼と同じ立場に在ったとして、

これが出来るかという話だ。

もはや演説。

 

片桐さんの、有無を言わせぬ「翼に会ってくれますね」。

アツいぜ…。

 

スタジアム内を駆けるロベルトとその背後に映される美しい記憶。

素晴らしい特殊エンディングだなぁ…。

 

再会の喜びよりも先にロベルトの眼を心配する翼。

三瓶由布子も最高の芝居したぜ…。