アニメの感想を書く。

アニメを観て、感想を書きます。

リコリス・リコイル #13 Recoil of Lycoris(最終話)

既に劇場版の制作には着手していて、

公開は2024年春辺りですかね?

 

 

おそらくこういう落ち着き方をするのだろうなぁ、と

想像していた範囲内に収まった。

これでいいのだろうなと思う反面、

もう二段階くらい突き抜けてくれるのを期待していたので

物足りなさを覚えているのも事実。

 

お前の思う突き抜けるって何よ?と問われたならば、

千束が全方面に感情を剥き出しにすることですかね。

生への執着(あるいは諦念)とか、

好きな人たちへの想いとか、

自分が背負わされたものへの思いとか。

もう全部受け入れて

それでも素直に明るく真っ直ぐ振る舞ってるのが千束でしょ、と

言われたら

それはそうとしか返せないんですけど。

もっと、

こう、

物分かりの悪い千束を見たかったな、と。

 

たきなの

「諦めていたことから始めたらいいのでは」は

とてもいいと思ったのだけど、

それを為すための手段が「仕事」という辺りも、

(望むと望まざるとに関わらず)与えられたものを受け入れていて、

ゆえにいい方向に利用して…というのが見えて、

改めて、千束だなぁ、と。

 

 

吉松は「狂わされたな」との言葉を遺したけど、

ミカは狂わされたのではなく

ごっこ」でない本物の親になったのだと思うし、

「狂わされた」との表現に拘るのであれば、

千束の能力に狂わされた吉松とは違い、

千束の人としての在り方に狂わされたのだと言えるでしょう。

左足の事実を知った吉松は、

そうした違いを理解した上で

「狂わされたな」と言ったようにも思えるけど。

 

国際テロリストの組織(存在するとしか思えん)、

よく真島に延空木破壊を依頼したなぁと思う。

かつての塔に千束が大いに絡んでいること、

真島がそこに居合わせていたこと、

依頼の遂行に自らの主義に沿った目的を織り込む真島の性格、

すべてわかっていただろうに。

 

 

小池ふう都知事の会見が

あまりに「きちんとした」政治家だった。

 

全豪オープンを制覇したのがアラン・チルドレン(所属団体名)…?

 

 

誰かの記憶に残ることを目的に生きることが

まずもってけっこうな罪だと思うし、

別れを自分で(綺麗なままでと)決めるのは更に罪だと思う。

(猫かよ!とも思う)

特に、相互に大切に想ってる人に対しては。