アニメの感想を書く。

アニメを観て、感想を書きます。

リコリス・リコイル #3 More haste, less speed

前回のアイキャッチで2人が来てたシャツに

(それぞれにデザインは違う)

描かれていた花、

OPでも出てくるのね。

いよいよもって何かの意味があるな。

 

例の取引の写真をクルミがハッキリくっきり拡大した時に、

ミズキが怒っていた理由がよくわかんなかった。

 

リコリスについて少し詳しくわかったね。

全員孤児で、

AD本部に所属することを目指していて

(たぶんそのような教育がされているのだろう)

だからそこでの生活は誇りで、

よって千束のような異端児や

命令違反を犯したたきなを下に見る傾向がかなり強い。

…ひとつわからなかったのは、

出自も境遇も似たようなたきなに対して、

ほぼほぼ全員が嘲笑の対象としていたこと。

おそらくはリコリコ行きの裁定が下った事件について

正しくアナウンスがされてないのだろうけど、

アイデンティティと言ってしまってよい

「組織への所属」を奪われてしまった彼女に対して

その気持を慮るような人間が皆無だったのは

軽い驚きだった。

(あの時人質状態だった彼女は、

 他のリコリスとは違う心情ではあったものの

 自分の負い目にフォーカスしており

 たきなを慮るものではなかった)

教育(というより洗脳)が徹底されてることの証左か。

しかし、であるならば、

あの事件の当事者に対しても(何ならたきな自身に対しても)

しっかりと洗脳した方が

あらゆる点でベターだと思うのだけど…。

そうは出来ない何かがあるのか?

リコリスがどの程度「作られた」ものなのかは

物語の深い部分に関わってくると思われるので、

今後、推察の材料になる描写があるのだろうとは思うが…。

ちなみに、俺は、今回「健康診断&体力測定」という単語が出た時に、

もっと闇っぽい描写が来るのかなと思った。

 

サクラがあまりに三下ムーヴで笑った。

煽り過ぎでしょ(笑)

 

フキはミカのことを知ってるんだね。

面識あるレベルっぽかった。

これは大事なポイントな気がする。

 

楠木(及びAD本部)の考えを整理してみる。

・千束の前で通信障害と口を滑らせたのは

 おそらくわざとで、

 遊撃部隊然としたリコリコが独自調査するための

 けしかけだろう

・たきなをリコリコ送りにしたのは

 命令違反への処遇であり、

 誰かしらが取るべき責任を追わせた形であり、

 千束にパートナーを付ける目的まであるのではないか

 

千束・たきなvsフキ・サクラの模擬戦を設定したのは

よくわからんかった。

たきなが千束を一応信じてみようみたいな気持ちになり、

それを実行に移すさまを描写するためには、

リコリスという彼女たちの人生を考えて

戦闘シーンが最適な舞台設定だというのはわかるし、

フキ・サクラとのライバル関係を明確にするにも

お誂え向きだとは思うんだけど…。

俺が楠木の立場だったら、

この模擬戦を行うメリットが何一つ見当たらないんだよな…。

重要な案件(銃取引のやつね)に当たらせていたからには

フキはエース格なんだろうけど、

そのフキをもってしても千束には勝てないことは

楠木はわかりきってたじゃん?

(何なら彼女は千束を「傑作」とまで思ってる節がある)

にも関わらず、

扱いきれずに遊撃部隊ということにして

どうにか組織の片隅に留まらせている千束に

我がとこのエースであるフキが負けてしまうさまを、

何でリコリス全体の目に晒すようなことをしたんだろう?

しかも、

命令違反で処分して本部のリコリスからすれば

ドロップアウトしてやんの(笑)という嘲笑の的である

たきなにまでセットで負けてしまうんだよ?

全体の士気に関わると思うんだけど…。

 

…とまぁ、そういう不思議は置いといて。

安済知佳の声質も相まっての「君と逢えて嬉しい」や、

千束なら避けられると確信して撃ったたきなや、

行きの電車は向かい同士で座っていた二人が

帰りの電車では隣同士に座ってたのは、

すげー良かった。

 

ボドゲ会、楽しそうだなぁ。