アニメの感想を書く。

アニメを観て、感想を書きます。

新サクラ大戦 the Animation 第10話「帝都壊滅?ツングースカの怒り」

今回も面白かった!

 

帝都の危機、花組(の機体)の危機を描き(アバン)、

カミンスキーとレイラそれぞれの思いと

現在の世界の状況を明確にし(Aパート)、

状況がどうあれ目的のために出撃する帝都花組のアツさを

機体問題を絡めることでブースト(Bパート)。

 

とても良かった!

 

 

 

以下、細かい部分箇条書き。

・仕事の領域をハッキリさせる杉田カッコイイ。

・姉妹のやり取りはこのTVシリーズの核心だね。

 そして「クラーラを護りたかっただけなのに」で、

 カミンスキーに従ったのは間違いだったという答えも出た。

 これが、おそらく、最期の局面で響いてくる…。

・事態ここに及んで、伯林も倫敦も上海も地元に留まってるのかよ(苦笑)

・すみれさんが山ひとつ軽く壊されたことで

 ようやくカミンスキーの狙いを理解したのは笑う(笑) 

チェインクロニクルのCM。

 新サクラ大戦とのコラボをフィーナ(CV:佐倉綾音)が紹介って(笑)

・華撃団連盟の屋台骨が腐っていた旨を、

 アナスタシアが口にするのは、

 ゲームプレイ済みの人からすると、なかなかだよね(苦笑)

・欧州は降伏の方向…って、腐ってる以前の問題だな、華撃団連盟。

・無限が機体として限界を迎え出撃出来る状態にない中、

 さくらが三式光武に搭乗する流れはアツいし、

 ゲームでモヤモヤしていた部分を解消してくれる。

・白秋に対しひとまず疑問は胸に収め花組を託す神山。

 冷静かつ的確な判断だ。

・杉田のいい仕事(大弓ちゃん?)

 マッドメカニックはこうでなきゃ(笑)

・戦装束として白秋に白仮面を貫かせるのは悪くないね。

・最終話、白秋と孤児院の子供たちをどう描くかも注目点

・ようやくさくら指揮のもと連携した戦闘で、

 初穂の独断専行からの進歩が描かれた

・降魔人間は

「無理にチカラを使えば降魔の姿になり二度と人間の姿には戻れない」

 という設定なのね。

・旧式の機体ゆえ、やられたわけではないのに戦闘不能になる流れ、いいな。

・あーーーー、いけませんねぇ。

 すみれさんにここで真宮寺さくらの影を重ねさせるのは。

 これはズルいよ。

新サクラ大戦 the Animation 第9話「驚天動地!クラーラの真実」

面白かった。

これまでの8回は何だったのか、ってくらい(苦笑)

 

先週の受け(アバン)、

明かされる事実とシリーズ最終盤への流れの確定、

変わらぬ花組の目的(Aパート)、

迫力のメカアクションとクラーラの意思の確認、

そしてクラーラが連れ去られる引き……(Bパート)。

 

構成も完璧でしょう。

細かい設定の部分で気になる部分はあるのだけど、

このアニメシリーズだけ観てる分には

「そういうもん」と納得させられる程度のものだと言えるし、

公平先生が「ここからは怒涛の展開」とツイートしてたのも

納得出来る。

 

シンプルに、次回が楽しみ。

 

あと、クラーラがこちら側についてカミンスキーを倒す終幕を経ての、

ゲーム「新サクラ大戦2」(クラーラも隊員になっている)は

流れとしては芽が出てきたように思う。

流れとしては…。

 

 

以下、(気にしなくてもいいけど)気になったところ。

 

・人間と降魔の掛け合わせ

まず、倫理的に大問題だよな。

それから、必要な降魔を確保するには国が動いてるハズ。

ロシアどうなってんだお前という話で、

そこは(かなりポンコツっぽい)華撃団連盟が追求しないとね。

 

・孤児院とナオヤくん

なるほど、白秋が降魔を匿う場所だった、と。

しかし、降魔って「異形のもの」というのが

定義のひとつにあったと思うんだけど、

掛け合わせてもいないし

おそらく上級降魔でもないのに人間の姿を保っているのは、一体…?

(上級であれば人間の姿に自らを変えることも出来る)

 

・降魔との共存という思想

人間の姿をしている謎ともリンクしてくるんだけど

降魔は「人間を襲う異形で力も桁違いのもの」だから

それに対抗するために華撃団が結成されるわけだけど、

共存しようというのは、

その部分が揺れてしまうよね。

「近年になって生まれた考え方」と考えるのが

いちばん可能性が高そうだけど、

それでも、

「降魔が人間の姿である」ことが条件になってるっぽいし、

それは(少なくともアニメ以外のシリーズでは)一般的ではないし、

初穂がレイラに対して「化物め」と思わず口走ったように、

降魔は共に在るものとして受け入れようという意識は、

民間レベルでは微塵も生まれてないようにみえる。

レイラとクラーラの母や白秋は共存を夢見ているようだけど、

レイラとクラーラの母は、

カミンスキーのみならず国(ロシア)にも利用されてたと考えるのが

妥当じゃないかなぁ。

つまり。

カミンスキーが現れずともロシアはやらかしてたんじゃないか、と。

 

・狙撃されたさくらの無限

「量子機関が暴走してます」はゲームでの設定的に

クラリスでなく初穂に言わせて欲しかった。

…同じシーンで「化物め」と言わせられるのが初穂しかいないので

仕方ないと思うけど。

 

・莫斯科とのメカアクションシーン

花組同士で声を掛け合っての明らかに連携した動きがあったら

初穂の独断専行からの進歩が感じられてなお良かったと思う。

新サクラ大戦 the Animation 第8話「波乱万丈!華撃団対戦」

アバン。

あー、レイラは人造なのかな。

幽閉されていたところを

カミンスキーに連れ出してもらった

……といったところか。

 

Aパート。

突如として始まった華撃団対戦…。

何故にコメディテイストにするのだろう…。

(実況:こまち、解説:杉田)

しかも全世界に配信とはどういう意図なのか…と思ったら

カミンスキーの策略だった(笑)

無観客試合は時勢を先取りしてますなぁ。

(このアニメは昨年のうちにアフレコまで終わっている)

 

どうでもいいけど、実況席の背景の神崎重工の宣伝ボードが

S○fmapなアレに見えてしまう(病気)

 

初穂の舞、作画カロリーかけましたというやつか。

アーサーが「だがあれでは…」って、

レイラの実力を既に知っている口調でしたな。

どういうことなんでしょ。

 

採点は誰がしてるの……?

(アーサーが欧州の審判団である旨をフォロー)

 

レイラは、とにかくアーサーに認められることが存在理由なのね。

 

HATTORIはちょっと面白い(笑)

莫斯科、2回戦を棄権(笑)

あざみがくわえてるのがアンパンなのは惜しいよね。

(おまんじゅうであって欲しかった)

 

 

Bパート。

全3回戦で出場者数が1・1・3なのに

3回戦目が模擬刀のみ使用可で

近接武器使用のさくら、あざみ、初穂が固定なら、

1回戦と2回戦でアナスタシアとクラリスに出番与えてやれよ…と

思わないでもない。

(競技の性質とシナリオを考えたらやむなしだが)

 

悪役のお約束「最初からルールなんぞ守る気無いもんね!」発動。

…しかしこれ、全世界の華撃団にも通達が行ってるわけで、

即ち、世界へ向けての宣戦布告だよねぇ。

第1話のクラリス奪い合いに伯林が参戦してたことも考えれば、

最初から「対世界」ではあるんだろうけど。

 

コクピットから乗り出してクラーラを守らんというさくらのシーン、

エンディング曲の編曲も相まって「ぐっ」と来るハズなんだし、

なんちゃらゲリオンの旧劇よろしく輝く羽根が広がるさまも

緊迫感と盛り上がりが迫ってくるハズのシーンなんだけど……。

 

何が足りないんだろうなぁ。

第1話からここまでの感想を言葉にすると

「ペラい」「上滑りしてる」となり、

ゆえに、上記の「来る」ハズのものが来ないわけなんだけど、

話に重みを持たせるにはどうしたら良かったんだろう。

 

 

 

今回も実況メモそのままでUP。

新サクラ大戦 the Animation 第7話「隠密作戦!デートを追え」

アバン。

神山帰還。

クラーラめっちゃ懐いてるな、どういうことだ。

別れる時にはこんなじゃなかったろうに。

 

Aパート。

「俺がいない間にそんなことが」あったにしても、

クラーラの神山への懐きっぷりは。

神山が探ってきた、莫斯科のあれこれ。

ゲーム本編でもそうだったけど、

華撃団連盟、まるで機能してないよな…。

神山が帰るなり調理場に立つさくら(本妻ヅラ)

ゲームでの必殺技ムービーばりの妄想が炸裂(笑)

皆大好き神山隊長、圧力を見事回避(笑)

ところで、莫斯科は初登場時にあの移動要塞でやってきて、

どこに潜伏しているのだろうか。

隊長代理(と想い人)へのケアも忘れない有能な隊長(男)。

さくらがクラーラも連れ出したのは正解だと思う。

すみれが留守にしているのだから、

次に責任を持つべき神山と一緒にいる方がいい。

家族やらお邪魔やらの話は抜きにして。

抜け駆けだの裏切りだの逢い引きだのって、

神山さくらは公認じゃねーのかよ。

隊長代理に任命したことで決着してるのでは…。

第1話でそういう雰囲気出してたじゃん。

独断専行した初穂だけ「お前割り切れてねーのかよ」だったじゃん。

 

Bパート。

銀座から浅草に行くのならメトロで行けよ!!!!

白秋登場は本当に偶然なのか。

尾けているとの進言は、花組+2を把握していて、わざとだよなぁ。

莫斯科にも尾行させていることで意味合いズラしてるけど。

つか、花やしきに入ると逃げ場が無いと言ってるのに

より狭い建物の中に入るって、馬鹿なの?

滅茶苦茶初々しい2人…。

何度も書くけど、君ら、公認じゃないのかよ、と。

尾行されてると知っていてクラーラが狙われてると踏んでるのに

何でクラーラをさくらと行動させるのか…。

乗船しちゃうのも逃げ場無いじゃん…。

莫斯科のそれが全然尾行になってない件(且つ無銭乗船を試みる)

コメディ回なんだけど、

いちばん面白いのは花組が唐突に醒めたところだった(苦笑)

莫斯科の2人もさ、

これまではずっと謎の技術(と思われる)による映像追跡をしていたのに、

何故に今回に限って直接尾行しようと思い立ったのか。

 

 

 

 

 

今回は実況したやつを無編集でUP。

新サクラ大戦 the Animation 第6話「奇々怪々!黒マントの正体」

構図とその中での関係性をよりハッキリさせた、

あるいは強く匂わせした回。

 

サブタイトルで黒マントの正体が判明することが

わかっている回のアバンで、

対称的な存在だった白秋(白マント)の登場から。

…こういうところはとてもしっかり作れてるんだよなぁ。

 

 

 

白秋。

馴染みの孤児院…。

道場を持っていることについてもだけど、

基本的に帝都住みということになるよねぇ、これ。

となると、

帝都に出てきてせいぜい1~2年のさくらの剣の師匠ってのは

無理が出てくるよなぁ。

クラーラ既知とかさくらの置かれた状況を把握してるとか

視聴者に対する匂わせにしてはやり過ぎだと思うんだよなぁ。

花組が白マントの正体だと疑っていないことをおかしく感じるほどだもの。

巨大化した黒マントの素体に立ち向かうべく白マント化した意味も謎(笑)

戦闘力が上がるのかしら(笑)

少なくとも、さくらとアナスタシア以外は見えている状況なのになぁ。

作戦とやらについても、真意のすべては語ってなかったよね。

花組に知らせずにクラーラに二択を迫ったわけだけど

(そのために孤児院のリーダー格であるナオヤくんに

 諸々明かしていたのは、とてもどうかと思う)

彼女が孤児院に留まることを選んでいたらどうするつもりだったのか。

黒マント(と莫斯科)から、到底守りきれるものではないだろうに。

 

莫斯科。

カミンスキーは人ならざるものの力に手を染めて

そっちサイドの存在になった感じかな。

Mとは。

レイラは、

元はカミンスキー及び莫斯科に従うものではなかったとみて

よいよね。

クラーラをリアルタイムで映像監視出来てるのは

魔力的なことでいいのかな。

 

花組

これまでの経緯を鑑みて帯刀してなかったり

あの状況で先手必勝とか言ってしまうさくらとか、

全員が白マント任せになってたりとか、

白マントの正体を白秋だと疑えてなかったりとか、

もうちょいしっかりしようね、と思う。